ナントカ症候。

自分の咳がうるさくて、起きてしまう。

呼吸もくるしい。
何かしていないと喉の痛みで苦しくなっちゃう。

サテンのスカート、仕上げてしまった。
ジャケットの袖丈つめも終えてしまった。


だめだ。


なんだろう。


だめ。



くるしいなぁ。



体も丈夫じゃないし、精神も随分病んでる。
元気で楽しいときって、本当に、1割くらいしか、ない。
それにしたって、疲労と後悔を伴うもんだ。


これって、幸せなのかな。


たぶんね。

理由があって死んでく子たちは、不幸だけど、本当はまだ救われたはずの道が、ある。
原因がはっきりしてるんだったら、それを取り除けばいい。
取除けない原因なら、そこから避難すればいい。


でもね。
理由もなく、苦しい人間もいるんだ。

これは、他人がもたらす苦痛ではない。
多忙は、それを忘れるために必要かもしれない。
しかし、忙しさは疲労をもたらす。
疲労は、体を蝕む。

逃げたいよ。わたしだって。
でも、何から逃げたらいいのか、わからないんだ。
原因を排除したくても何を排除したらいいのか、わからないんだ。

毎日毎日、「なんだかよくわからないもの」に怯えて、
ごまかそうとしても、理由付けをしても、それはやってくる。
心臓の鼓童が、もともと速い方だけど、さらに速くなる。
涙があふれて、叫びたくても声もでない。
なんだかよくわからない不安は、常にわたしの背後で、隙を狙ってる。
弱ってるときには、襲いやすいらしい。
不安要素があるときも同様。

ならば

わたしが苦しい原因は、わたし自身だろう。


だったら、死ねば、楽になれるんじゃないかな。

わたし自身から逃げたら、いいんじゃないかな。

もうね。
この不安定に完成されてしまった人格を今更曲げるのは、至難の業だわ。


ああ、それにしても
いつになったら、まともな声が出るようになるんだろう。