果てしない奇跡と予定調和。

先日の皆既日食、ご覧になりましたでしょうか。

あれは、太陽が月の大きさの400倍であることと、地球から月までの距離の400倍が地球から太陽までの距離と同じになることが一致するから起こるんだそうですね。
どちらが大きくても小さくても、皆既日食のダイヤモンドリングは見られない。

宇宙の奇跡とも呼ばれているそうです。


ある人が、その人としてのアイデンティティを持って、その両親から生まれてくる確率は、分母が天文学的な数字になると聞いたことがあります。
そんな奇跡的な人たちが６６億人以上もいる。
そんな中で出会うなんて、どれほどの奇跡でしょうか。
そんな中で愛する奇跡。
失う苦痛。

地球誕生から今までを一日、２４時間に換算すると、人間が誕生したのは日付が変わるほんの数分前。

それが、こんなにも発達した文明を持っている。
恐るべきことではないでしょうか。

わたしは、神の存在、もしくは上位次元の存在を信じざるを得ないと思います。
地球は、神様の箱庭。

例えば、ある人の前には、いくつもの選択肢があります。
その人は、そのうちのどれかを選択します。
それが何かの原因となり、新たな事象が発生する。


わたしたちは、その中で最善の選択肢を選ぼうと苦悩する。
もしかしたら、すべては運命づけられているのかもしれない。
でも、それでも、未来は変えられると信じて。

過去は変えられない。
だからこそ、大切なのは正しい過去を知ること。

狂気に冒されないこと。

調和する予定が、幸福であることを、願って。