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しずちゃんにっき
日記はmixiに移行しました。投資関連の記事はこちらに書いていこうと思います。
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書いてる人はこんな人
なまえ:
桜海 枝杜来(さくらみ しずく)
セックス:
生まれた日:
1985/04/22
こんな人:
なんだか金融と縁が深い20代女子。信販(審査)⇒信販(督促)⇒銀行⇒投資顧問⇒信販(審査)と辿ってきました。笑。
文才がある、というか時々神様が降臨します。展示室に詩文を展示してます。
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青い空

青い海


少女は青色が好きだった


空を塗り潰すクレヨン
海を塗り潰す色鉛筆


何色もの青が並んだパレットに
赤が跳ねた


夕陽色の赤とんぼ

血の色に視界を染めて
音もなく飛んでいく


手を伸ばせば届きそうなほど
重く近く降りてきた雲に鮮やかな

赤とんぼ

夕陽に消えた


でも
パレットには青色しかなくて

他の色を知らなくて


画用紙に写し取る空に
血色の夕陽

青ざめた
空色の赤とんぼ





わたしは、昔から、青色に心惹かれてきました。
青と、赤。
たぶん、わたしのセカイは、この2色だけです。

紫色もピンク色も好きだけど、どちらも、赤と青、それから白(明)と黒(暗)だけで作れますから。



どこまでも遠い青い空。
お陽様が見ているうちだけ、青い空。

青い空を映す、青い海。

色とりどりのサカナが映える。

なんて美しいんでしょう。


それに引き換え、今夜の雲は。
なんて明るく、鈍い赤色。


恐ろしいことです。
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目覚めた女は愛に満ち満ちて

お陽様を浴びて海へ駆け出した


空に消えた君を探しに


溢れる愛を小さな胸に
愛している
何度も呟きながら


絶望を告げる波が
ぱしゃり砂に跳ねた


孤独は
女を変えたけど

いまでもまだ想ってくれる?


きらきら水面の青い海
君の消えた空を映して

ざぶざぶ
波をかき分けて進む


潮にもつれる髪が
絶望を受け入れる頃


愛していると一緒に水の泡
お陽様は
連れて行ってくれる?


ぷくぷく融けた
きらきら水面
君を映して青く光る

愛に満ち満ちて
愛が足りないと、感じる。


孤独を、体いっぱいに、感じる。



愛は、何のために?

心は、誰のために?



不安は、どこへ仕舞って、


どっちへ、歩いていこう?




大丈夫


いつでも会える

妖精も天使も、君だけのもの。

甘い言葉だけを囁いて

キスをして
慰めてくれる


大丈夫



でもね


そろそろ、気づいたでしょう?



天使のキスも
妖精の羽音も
小悪魔の声さえ

冷たいでしょう?




さあ


わたしのところへ還っておいで

救いのない慰めよりも


暖かい


君を

この腕に抱きたい
死へ向かう列。

凍った狭い道を

延々と続く

迷路のように曲がりくねった

死へ向かう列。


何人も、何百人も、何千人も並んでいた。

その多くが若者で。


どこへ向かっているのか

知っている人間は多くはないだろう。


たぶん。




陽気におしゃべりしながら

少しずつ進む列に並んで

期待している



遅いね
遅いね


何度話し合っただろう






わたしは


その中に並ぶひとりで



でも
行く先を知っていた



なのに


なぜか





安らかだった。
数知れない手が
それぞれの思惑を抱いたまま

保護を求めた女のあの華奢な手は
あっさりと捨て去り
またすぐに求めた

欲を隠さない幾つもの手は
飽くことを知らぬ様
傷つけて尚求める

数々の孤独な手は
穏やかに
手招きして陥れ 引きずって依存する

頭を撫でて
優しく抱く
あったかいあの手も今は
無機質を撫でて
時々求めて
うつろな目には見向きもしない





あんまりに直接的な表現でわたしのスタイルと異なるので、出来損ない扱いで。
ほんとは、日本語で書くのも憚られたんだけど、わたしにそんな能力も、なくて。

不要告訴我 イ尓有多麼愛我
不想随イ尓喜怒哀楽行動〜
(自由/陳慧琳)
賢いのも考えものね
あなたの真意を常に
探ろうと 疑って

ただ
愛して
幸福ならそれでいいのに

あふれだす言葉よりも
深いものを求めた

このからだは
いつまで経っても
満たされないから

帰らない夜は
ひとり 高鳴る胸に手を
白い肌 赤く血を滲ませる

手の平に
狂気
隠して 突き立てて

泣いた

夜さえわたしを拒んだ
眠れないまま見る

ナイトメア




おかしいなぁ。女は×××の最中さえ冷静で…みたいな主旨だったのに。

最初のイメージと違うからできそこない扱いで。
あんまり好きじゃないなぁ。
なんか、言葉ひとつひとつが、やけに軽い。


駄作。


悪夢といえば、コウモリの大群が飛んできて家の窓を割って侵入してくる夢を見た。
ガラスのひびに必死で白いガムテープ貼ってた。

何だったんだorz
歩いてきたのは
いつだってイバラの道

目隠しで進む道は
歩いた後を赤黒く染める


運命はいつだって

わたしを試すように
追いつめるように
じりじりと
嬲るように


次々と
飽くことなく
終わることなく
障害を並べてみせる
朝の来ない悪夢のように


歩いてきたのは
いつだってひどい砂利道

裸足で進む道は
歩いた後を赤黒く染める

それは常に
予想し得る最悪を、遥かに超えて


わたしは
強くなる
悲しきことに


平安を知らないまま
いつか、止まってしまう。
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