各種各様的痛苦。

セックスが苦痛になったのは、いつからかなぁ。
万博の終わり頃には、もう重症だった気がする。


ちょっとずつだけど、自分でも改善しようと努力してるのよ？


焦っちゃだめ。


焦っちゃ、だめ。



本当は、正常位で、彼さんにのしかかられるだけで、結構つらい。




無理、してます。実は。







でもねえ。

30日、火曜日。



帰りのきっぷは、買っていなかったけど。

「そろそろ実家帰るか」って思っていた。



日付が変わって。
時計の針はどんどん回っていって。

でも、右の耳と、側頭部と、顎関節周辺の痛みで、眠れない。

ぐるぐる回る時計の針と、
隣に男性が眠っているという緊張感と、
鈍くて、重くて、鋭くて、激しい痛みと、
明ける前に届いた、メールと、
激しい口の乾きと。



彼さんも、目を覚ましちゃって。

それからは、恐怖しか、なかった。


嫌がっても、変な解釈で、強引に。

入りそうだと判断したら、もう。

女性は、強姦でも護るために濡れるっていうけどね。

強姦よりたちが悪いよ、あんなの…。



恐怖と、先月の明け方、同じようにされたときの記憶。
フラッシュバック、して。


だめ、だった。




ぎりぎり、ほんとうにぎりぎりで、正気は保っていたけど。

「今日実家に帰る」って、本気で宣言して、少し安心して。
でも、とめどなくあふれる涙は、肌を濡らして。
腫れた耳に、容赦なく流れ込んだ・


腹いせに目の前で多量服薬して(もちろんロキソニンも飲んだ。)、眠りに落ちた。



落ちるか落ちないかくらいに、推定グローバルケータイからの間違い電話。
でも、記憶が、あいまい。



半端に浅い眠りで見た夢は、
わたしは、会社にいて、仕事をしていて、

でも、すごくすごく、眠くて、痛かった。



「もう、町田には行かないかもしれない」
そんな思いが、頭の隅を何度もかすめて行った。




あんな精神状態で、洗い物までして帰ったわたしは、すごいと思う。