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しずちゃんにっき
日記はmixiに移行しました。投資関連の記事はこちらに書いていこうと思います。
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書いてる人はこんな人
なまえ:
桜海 枝杜来(さくらみ しずく)
セックス:
生まれた日:
1985/04/22
こんな人:
なんだか金融と縁が深い20代女子。信販(審査)⇒信販(督促)⇒銀行⇒投資顧問⇒信販(審査)と辿ってきました。笑。
文才がある、というか時々神様が降臨します。展示室に詩文を展示してます。
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愛して

愛して

閉じ込めて

壊して

潰して

殺して。




愛されたい。
愛されたい。

ぎゅっと腕に抱いて
安心させて



愛と保護は、束縛と紙一重。

好きだって思うのは、独占欲。



壊すといいよ

縛りつけて、抵抗できないように。
逃げられないように。


抱きたいの?


そんな生温いやりかたじゃなくてさ。

壊しちゃえばいいんだよ。
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わたしを好きになる人は、少なくないようです。

愛せる人は、数少ない。

でも、愛が欲しい。



好きだって思うこと。
それって、我儘と紙一重。

だって、好きだから、会いたくなる。
好きだから、声が聞きたくなる。
好きだから………欲しくなる。



興味が冷めたら、それでお終い。




女は………人形じゃ、ないわ。




時々、お人形だったらいいのに、って思うことがある……。








愛してほしい。
愛することは、大切に思うこと。
好きだけじゃ、だめ…。


愛しているから、尊重したい。

愛しているから、見守りたい。

愛しているから、慰めてあげたい。

愛しているから、抱きしめたい。

愛しているから、護ってあげたい。

愛している。だから……
必要とあらば、身を引く。



愛することは、愛している対象を第一に考えること。


だからね。

愛されたいの。


だから、愛するの…。
雨が声を
掻き消しても
濡れたまま
さぁ 繰り返すよ
愛がその胸に
足りないなら
 (オアシス/SINGER SONGER)


ああ、どうしてわたしは21にもなって、こんなにも愛を探し求めるのだろう。
どうしてこんなにも愛されたいのだろう。

母親の大きさで歌うCoccoは、どうしてこんなにも暖かいの
彼女も女だ。

女というものは常に、被保護で、美しく、か弱く、愛されるもの。
何故わたしの脳は、こんな前々世紀的な考えに捕われているのだろう。

10年前、わたしは、好奇心も自立心も旺盛で、活発な娘だった。

何だってできると信じていた。


女らしさはいつしか、わたしを飲み込み………



こんなことじゃいけない
さあ、仕事をしなくちゃ


それでもやっぱり、愛は、足りなくて……
それは、時間に関わること。


昔とは随分、変わってしまった。


昔は、何十分でも、何時間でも、平気で待てた。

信じていたから。



3年前のあの日、わたしの犯した罪は……

わたしを、ひどく変えてしまった。
あの日の風景。
暗くなってしまった窓の外。
薄暗い地下鉄のホーム。
小さな傘で歩いた。
冷たい雨が、身も心も冷やした。
疲れていた。
そうだ疲れていたんだ。

それでもよく覚えている。
焦りと、申し訳ない気持ちと、怒り。
ううん、これはね。わたし一人で何とかなる問題じゃ、なかったんだよ…。


愛してた。
だから、余計につらかった。


悲しみと、怒りと、焦り、絶望が入り交じったメール。声。


彼は待つことを極端に嫌うようになった。
わたしも、待たせることは極力避けようと、努めた。
それでも、限界は、あって…。

些細なことで、数時間待たせてしまった。
その後の怒りと、悲しげな声と………

これが、トラウマ。

彼と同様、わたし自信、待つことが苦手になってしまったみたい。
徐々に進行した変化は、自分でも気づかないうちにわたしを変えてしまった。

そうね。いろんなことがあった。
彼が待ち合わせに、4時間くらい遅刻した日。
うん…あの日は、まだ、大丈夫だった。


毎度の飲み会で遅くなる。
これも、大丈夫。たぶん。
でも、携帯の電波も届かない場所で、ずっと。朝まで帰らない日は、さすがに堪えた。

彼が気の置けない友人と、数日旅行に行ったとき。
これも………何とか、待てた。
でも、わたしを置いて行って。数時間置きに、一方的に一言メールが来るだけなのは…………やっぱり、つらい。

体調を崩したのかな。丸1日以上、音信不通だったとき。
どうしてたったのか、もう覚えていないけど。
連絡もつかず、調子も悪いと聞いていて。
不安で、不安で、不安で………
これも、trauma…


どれだけ待ったら、許されるのだろう。
わたしの貧弱なアタマは考えた。
「あれだけ待たせたのだから、どれだけ待たされようと、仕方がない。」

それでも、待つことは苦手になってしまったの。
「ちょっと待ってて」と言われても、30分と保たない。
不安で…。


どれだけ待たされても、彼の心配ばかりをする自分が、不可解。
待ちきれなく、なってしまうの。

そして、安定を欠いた弱いココロは、がらがらと、音を立てるように、崩れて、落ちて…。


また、傷つけてしまう。



厄介なことに、待つのが苦手になったにも関わらず、待とうとする性質はそのまま。


どれだけ、待ったら。
どれだけ、傷ついたら。
どれだけ、傷つけたら…………。
「漠然とした何か」を恐れるわたしに接する、
愛人の眠そうな声は、温かな手は、
なぜか頼りなくて


それでも、愛しい。
それでも、恋しい。


泣く理由なんてどこにもないのに、ただただあふれ続ける涙は、わたしを混乱させる。
愛している
愛しているから。

誰かに与えるようにできている、この小さな脳は、
利用したがる周りの要求をあふれさせ
働くのを、やめてしまった。


愛している
愛していて
幸福を、ただ、ぼんやり待っている。

愛しい人
わたしの幸福
どこにある?

ねえ。お願いよ。
いつか、わたしが死ぬときは。
必ず、そばにいて。そして、愛して。

きっと、その後は何も無い。何も無い。
考えることも、感じることも。
あついも、つめたいも、嬉しいも、つらいも
明るいとか暗いとか、音があるとか無いとか。
そんなのも、たぶん無い。なにもない。

でも、その直前、最期の瞬間。
愛人がそばにいて、わたしの幸福を、くれるなら。

たぶん、きっと。
幸福のまま、すべてを捨てる。



そんなことを想いながら、深夜の発作は、わたしを、じりじり、追い詰める。
そうよこの心は壊れてしまった。

わたしを縛りつけて、殴って。
傷をつけて。刄はわたしにやさしいから。
まずは、綺麗なまま、この長い髪を切り落として。
新しいあの包丁で、この白い皮膚を切って。薄い赤い血が滴るから。
頭は駄目よ。意識が飛んじゃう。
そう、遠いところから。

傷をつけて、壊して。壊して。
泣き叫ぶかもしれないから、口は塞いでね。


ああ、想像しただけでも、ぞくぞくする。


そうして、わたしは、あなたのものになるの。
きっとPMSももう、終盤。
わたしは、今日、ひどい自殺衝動に、襲われて………。



会いたい人を
指折り 数えて
会えない人だけ
溢れて 零れて
   Cocco/ガーネット



そう。会えない人。

会えない人。

会えない人は、愛しい人とは限らない。

愛しい人。
確かに、遠いけれど。

遠いけれど…

この時代。会いたいなら、いつでも飛んでゆける。

会いたい
会いたい

もうここにいない

触れられない

いつまで待つの?

いつまで?

待っても、待っても、待っても…



永遠に会えない。



会えない。


愛せなかった。
わからなかった。


巡らなくなって

冷やされて

燃やされて

なくなって



もう二度と会えないから

指折り数えて
数えられなくて
溢れて

指の間からこぼれて

零れて


零れた涙は

もう戻らない。
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